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闇バイト対策の授業|50分で実施できる疑似体験教材

レイの失踪とは

「レイの失踪」は、SNSで闇バイトに誘われ抜け出せなくなるまでを疑似体験し、手口と対処法を学ぶ授業教材です。

更新日:

なぜ「体験する」授業なのか

闇バイトの勧誘は、生徒が毎日使っているSNSの中で起きています。警察庁の公表資料によると、令和6年の特殊詐欺の被害額は約721億円で、前年の約1.6倍と過去最多になりました。

一方で、レイの失踪を体験する前のアンケートでは、闇バイトを「よく知っていた」と答えた人は3.8%(回答7,797件)にとどまります。「闇バイトは犯罪」「一度関わったら人生が終わる」と恐怖をあおる講話だけでは、勧誘の流れは見えてきません。罪悪感から一人で抱え込んでしまう危険もあります。

レイの失踪では、実際の事例をもとに再現したSNSの中で、だまされる過程そのものを安全に体験します。

「闇バイトといった問題は、「気をつけなさいよ」という話はよくしているのですが、「体験しながら」と言うのは今までやったことがなかったのでよかったと思います。」
神奈川県立藤沢西高等学校 学校長

授業で身につける3つのステップ

  1. ステップ1:狙われない

    普段の投稿が、勧誘の入口になることを知る

    闇バイトの勧誘は若者のSNS利用と密接に関わっています。お金に困っている、孤独だ、といった何気ない投稿が、どのようにして自分と犯罪を結びつけてしまうのか。その仕組みを理解し、発信のしかたを見直します。

  2. ステップ2:騙されない

    勧誘の流れを具体的に知り、見抜く

    「ホワイト案件」という言葉が怪しい、といった断片的な知識だけでは防げません。実際の事例をもとに再現したSNS上で、求人から個人情報の提供へと進む勧誘の流れを体験し、「なぜ人は騙されるのか」を理解します。

  3. ステップ3:ハマらない

    抜け出せなくなる前に、相談する

    個人情報を送ってしまうと、脅迫によって抜け出せなくなります。「誘いを受けたとき」「個人情報を送ってしまったとき」など段階ごとの対処法と、警察相談専用電話 #9110 などの相談先を学びます。

50分授業の流れ

ゲームで体験し、レッスンで現実の事例に結びつける二層構造です。
  1. 導入

    物語と進め方をつかむ

    人気動画配信者「レイちゃんねる」の突然の失踪という物語の設定と、ゲームの進め方を説明します。生徒は班に分かれて調査を始めます。

  2. 展開①

    SNSを調べて、レイの行方を追う(ゲーム)

    実際の事例をもとに再現したSNS画面で、投稿や会話を分析しながら班で協力して謎を解きます。勧誘、個人情報の提供、脅迫で抜け出せなくなる過程を、レイの足取りとして疑似体験します。

  3. 展開②

    体験と現実の事例を結びつける(レッスン)

    ゲームで見た勧誘の手口を、現実の事例と照らし合わせて整理します。ゲームとレッスンの二層構造で、体験を知識として定着させます。

  4. まとめ

    3つのステップと相談先を確認する

    「狙われない・騙されない・ハマらない」の3ステップと、困ったときの相談先を確認し、自分のSNSの使い方を振り返ります。

時間配分は学校の時程に合わせて調整します。最短50分で完結し、教材版には50分版・2時間版があります。

対象学年と、取り入れている授業

LP・これまでの実施で案内している内容です。ほかの教科・行事で使いたい場合もご相談ください。
対象中学生から大人まで。とくに、これからアルバイトを始める中学3年生と、アルバイトをしている高校生・大学生におすすめです
取り入れている授業・場面SNS講座、犯罪防止の啓発授業(防犯教室など)、家庭科の授業
実施形態出張授業/オンライン授業/教材版(先生が実施)/自治体・教育委員会との共同実施
時間最短50分(教材版は50分版・2時間版)
必要なもの生徒1人1台の端末(GIGAスクール端末・スマートフォン可)とインターネット環境

実施形態ごとの違いは導入プランと料金をご覧ください。

体験後アンケートの結果

レイの失踪の体験後アンケート(回答24,824件)で、肯定的・とても肯定的と答えた人の割合です。
狙われやすい人の特徴を理解できた
96.0%
勧誘の手口を理解できた
95.3%
抜け出せなくなる仕組みを理解できた
95.9%
困ったときの相談先・対処法を理解できた
95.6%

集計期間 2024年6月〜2026年7月。Classroom Adventure による体験後アンケートの集計。各設問の有効回答を母数にしています。

導入した学校・自治体(一部)

レイの失踪は全国300校以上が導入しています。紹介ページやニュースで公開している例の一部です。教育委員会・自治体による導入も含みます。

中学校

  • 実践女子学園中学校
  • 佼成学園中学校
  • カリタス女子中学高等学校
  • 八王子市立長房中学校
  • 武蔵野大学中学校
  • さいたま市立大原中学校
  • 横須賀市立追浜中学校

高校

  • 東京都立足立新田高等学校
  • 東京都立日野高等学校
  • 神奈川県立藤沢西高等学校
  • 神奈川県立相模原城山高等学校
  • 新潟県立長岡明徳高等学校
  • 新潟県立十日町総合高等学校
  • 長野県立諏訪実業高等学校
  • 群馬県立勢多農林高等学校
  • 兵庫県立龍野北高等学校
  • 関西創価高等学校
  • 京都橘高等学校
  • 岡崎城西高等学校
  • 青山学院高等部
  • 明治学院高等学校

大学・専門学校

  • 学習院大学
  • 広島国際大学
  • 九州産業大学
  • 北海商科大学
  • 博多メディカル専門学校

自治体・教育委員会・警察

  • 東京都荒川区(2026年6月から区内全10中学校で実施)
  • 東京都文京区
  • 東京都北区
  • 鳥取県
  • 兵庫県
  • 藤沢市
  • 東京都・警視庁
  • 奈良県警察

よくある質問

レイの失踪とはどんな教材ですか?

慶應義塾大学発のEdTechスタートアップ Classroom Adventure が開発した、闇バイト対策の疑似体験型教材です。人気動画配信者「レイちゃんねる」の突然の失踪という物語を通じて、SNSの投稿や会話を分析しながら闇バイトの実態に迫ります。実際の被害事例をもとにした状況を疑似体験することで、座学の講習では届かなかった気づきを得られます。

何年生に向いていますか?

中学生から大人まで、すべての人を対象に作られています。特に、これからアルバイトを始める中学3年生と、アルバイトをしている高校生・大学生におすすめです。

具体的にどんな力が身につきますか?

大きく3つです。怪しい求人に引っかからないための「闇バイトを見抜く力」、危険を回避するための「SNSの発信リテラシー」、危険な状況から抜け出すための「具体的な対処方法」。知識とマインドセットの両方を学びます。

50分の授業1コマで実施できますか?

できます。レイの失踪は最短50分で完結するよう設計しています。先生が実施する教材版には50分版・2時間版があり、学校の時程に合わせて選べます。

事前に必要な準備はありますか?

大きな準備はありませんが、班決めやインターネットフィルタリングの設定をお願いする場合があります。実施が決まったあとに詳しくお知らせします。

生徒一人ひとりに端末が必要ですか?

はい。インターネットにアクセスできる端末であれば、学校支給のPC・タブレットでも生徒のスマートフォンでも実施できます。対応OSは iOS・iPadOS・Android・Windows・macOS・ChromeOS です。

オンラインでも実施できますか?

できます。講師がオンラインで授業を進めるプランがあり、全国どこからでも実施できます。

教員向けの事前デモはできますか?

できます。先生向けの短いデモや説明会を設けますので、このページのフォームからご相談ください。

指導案・資料の請求、授業の相談

指導案などの資料請求、実施時期や人数のご相談、先生向けデモのお申し込みを受け付けています。お問い合わせ内容に、対象の学年と人数、希望の時期をお書きください。

ファクトチェック・生成AIを扱う授業はファクトチェック・メディアリテラシーの授業、ほかの教材は学校の先生へのページで紹介しています。