ファクトチェック・メディアリテラシーの授業|生成AIのフェイクも体験
レイのブログとは
「レイのブログ」は、謎解きでSNSの偽情報や生成AIのフェイクを検証し、ファクトチェックの手順を身につける授業教材です。
更新日:
「疑う・調べる・判断する」を、自分の手で
偽情報やフェイクニュースには、授業で扱いにくいセンシティブな内容も多く含まれます。レイのブログでは、ゲームの世界という安心できる環境の中で、情報の集め方と確かめ方を実際に手を動かして学びます。
Classroom Adventure が総務省「インターネット上の偽・誤情報等への対策技術の開発・実証事業」で行った実証の中間成果では、ゲーム型のプレバンキング(偽情報に触れる前に手口を体験して備える学び)によって、AIが生成した画像を7割を超える生徒が見抜けるようになりました(成果報告)。
一次情報を探る
ファクトチェックの基本である一次情報を、ゲームの中で探します。情報の見つけ方と、信頼できるかどうかの判断のしかたを学びます。
プロの手法で検証する
実際のファクトチェッカーが使う手法を使って、情報の出どころを特定していきます。
SNSに広がる誤情報を知る
縦型動画などのプラットフォームは、誤情報が広がりやすいと言われます。なぜ誤情報が多いのか、なぜ人は信じてしまうのかを、検証しながら考えます。
生成AIのフェイクを見抜く
生成AIで作られた偽情報を見抜き、元の情報を探し出します。AIがどれほど巧妙に情報を作れるのか、その時代に情報とどう向き合うかを学びます。
「「レイのブログ」が良いのは、ファクトチェックの一つ一つのテクニック部分だけを教えるのではなくて、「こういう場合にはこういう能力を使わなきゃいけないんだ」という自分から学ぶことができる、「自分で探せた」という自信にもつながる。」
授業の流れ(50分版・90分版)
導入
謎とルールを知る
「レイ」という人物のブログをめぐる謎と、ゲームの進め方を説明します。生徒は班に分かれ、端末を使って調査を始めます。
展開①
ブログに隠された情報を検証する(ゲーム)
ブログやSNSの投稿に隠された情報を、一次情報をたどったり画像の出どころを調べたりしながら検証し、謎を解きます。「疑う・調べる・判断する」をくり返し実践します。
展開②
ゲームと現実の事例を結びつける(レッスン)
ゲームで使った検証の手法を、現実の偽情報・誤情報や生成AIのフェイクの事例と照らし合わせて整理します。
まとめ
自分の情報との向き合い方を振り返る
どんなときに、どの力を使えばよいのかを振り返り、ふだんのSNSや検索の使い方に結びつけます。
出張授業・オンライン授業は90分で完結し、おすすめは2時間です。先生が実施する教材版には50分版があります。時間配分は学校の時程に合わせて調整します。
対象学年と教科との対応
| 対象 | 中学生から大人まで。とくに、SNSを本格的に使い始める中学生と、探究学習で情報を集める高校生におすすめです |
|---|---|
| 実施してきた教科 | 国語・社会・情報・探究 |
| 取り入れている場面 | セーフティ講座、探究学習の授業、修学旅行のオリエンテーション、モラル講座や生徒指導 |
| 実施形態 | 出張授業/オンライン授業/教材版(50分版)/独自開発(学校・図書館・イベント向けのカスタマイズ) |
| 時間 | 90分(おすすめは2時間。教材版は50分版) |
| 必要なもの | 生徒1人1台の端末(GIGAスクール端末・スマートフォン可)とインターネット環境 |
実施形態ごとの違いは導入プランと料金をご覧ください。
体験後アンケートの結果
- 楽しめた・わかりやすかった
- 96.4%
- 偽情報についての理解が深まった
- 95.6%
- 情報を調べる力(検索力)がついた
- 95.5%
集計期間 2024年6月〜2026年7月。Classroom Adventure による体験後アンケートの集計。各設問の有効回答を母数にしています。
導入した学校(一部)
中学校
- 開成中学校
- 慶應義塾普通部
- 幸手市立幸手中学校
- 佼成学園中学校
- 実践女子学園中学校
- 新渡戸文化中学校
高校・中高一貫校
- 静岡県立掛川東高等学校
- 埼玉県立松山女子高等学校
- 愛媛県立宇和高等学校
- クラーク記念国際高等学校
- 土佐塾中学・高等学校
- 東京都立片倉高等学校
- 東京都立日野高等学校
- 洗足学園中学校高等学校
- 鎌倉女学院中学校高等学校
大学・図書館
- 慶應義塾大学SFCメディアセンター
- 学習院大学
- 目白大学
- 東京学芸大学
- 九州産業大学
- スタンフォード大学
- 東京都立多摩図書館
よくある質問
レイのブログとはどんな教材ですか?
謎解きゲーム形式で楽しみながらメディアリテラシーを学ぶ体験型の教材です。生徒は「レイ」という人物のブログに隠された情報を探り、ファクトチェックのスキルを実践的に身につけます。
どの教科の時間に導入すればよいですか?
これまで国語・社会・情報・探究の時間で実施してきました。それぞれの授業に合ったインプットになるよう調整します。セーフティ講座や修学旅行のオリエンテーションで取り入れる学校もあります。
具体的にどんな力が身につきますか?
大きく2つです。情報への向き合い方の基本となる「クリティカルシンキング」と、プロも使う「情報収集・検証の力」。スキルとマインドセットの両方を学びます。
何年生に向いていますか?
中学生から大人まで、すべての人を対象に作られています。特に、SNSを本格的に使い始める中学生と、探究学習で情報を集める高校生におすすめです。
所要時間はどれくらいですか?
出張授業・オンライン授業は90分で完結し、おすすめは2時間です。先生が実施する教材版には50分版があります。
生成AIのフェイクも扱いますか?
扱います。生成AIで作られた偽情報を見抜き、元の情報を探し出す課題があります。偽情報・誤情報のトレンドに合わせて定期的に内容を更新しています。
事前に必要な準備はありますか?
生徒1人1台の端末(学校のPC・タブレットでもスマートフォンでも可)とインターネット環境が必要です。班決めやインターネットフィルタリングの設定をお願いする場合があります。
教員向けの事前デモはできますか?
できます。先生向けの短いデモや説明会を設けますので、このページのフォームからご相談ください。
指導案・資料の請求、授業の相談
ほかの教材は学校の先生へのページで紹介しています。
