この度Classroom Adventureは台湾ファクトチェックセンターとの独占契約により、「Ray’s Blog」の台湾版をリリースしました。これに先立ち、Google社と台湾ファクトチェックセンターの協力のもと、4日間に渡るワークショップとプレスカンファレンスが開催されました。イベントの様子をご紹介します。
このワークショップは伝播学部の劉慧雯教授が主催し、当日は国際合作事務所の江坤鋒秘書にClassroom Adventureの紹介を頂きました。
参加者はコミュニケーション専攻の大学院生で、デジタル検証ツールに慣れているものの、実践での応用に苦労する中「Ray’s Blog」を通じて、実践的かつ楽しくメディアリテラシーを学びました。
5月16日には、中崙高級中学でのワークショップが行われました。国教センターの陳文燕と張雅茹両教師が協力のもと生徒たちはGoogleマップなどのデジタルツールを使って歴史的な写真や場所を検証し、デジタルリソースの理解を深めました。
生徒の一人、呉亭儀さんは、「ショートビデオの誤情報に関するパートに特に感銘を受け、今後はこうしたコンテンツを視聴する際により慎重になる」と述べてくれました。
3日目はメディア関係者向けの体験会を開催しました。台湾メディアとの連携も今後進めていきます。
この日は一般募集による学生たちと教育者向けのワークショップを台北市のIEATセンターにて開催しました。ファクトチェックの世界大会であるYouth Verification Challengeの体験談や今年の開催についてのセッションも開催いたしました。
台湾での「Ray’s Blog」のリリースは、学生のメディアリテラシー向上に向けた大きな一歩です。台湾ファクトチェックセンター、各教育機関の協力に深く感謝いたします。